行動できる「TODOの立て方」
迷わず手が動く一歩のつくり方
公開 行動とTODO

TODOリストに書いたのに、なぜか手がつかない項目。何日も持ち越したまま、見るたびに気が重くなる項目。そうなってしまうTODOには、はっきりした共通点があります。この記事では、見た瞬間に動き出せるTODOの立て方を紹介します。
1手がつかないTODOには、理由がある
「企画書」「英語」「引っ越し」。こうした書き方のTODOは、いざやろうとしたときに「まず何をすればいいんだっけ?」と考えるところから始まります。この「考える」が、手を止める一番の原因です。
人は、やることがはっきりしていない作業を後回しにしがちです。反対に、次にやる動きが具体的に決まっていれば、考えずにそのまま手を動かせます。つまり、TODOを書く時点で「考える部分」を済ませておくことが、行動できるTODOのいちばんのコツです。
2迷わず行動できるTODOの5つの条件
- 動詞で終わる「〜を調べる」「〜に電話する」「〜を3案書く」のように、体がどう動くかが分かる言葉で書きます。名詞だけのTODOは、やることではなく「テーマ」になってしまいます。
- 15〜30分で終わる大きさすきま時間でも取りかかれて、1回で終わらせられる大きさにします。終わったときに達成感が得られるのも大事なポイントです。
- 終わりがはっきりしている「見出しを3案書く」のように、どこまでやれば完了かが分かる形にします。「進める」「がんばる」では、いつまでも完了になりません。
- 必要なものがそろっている始めてから「資料がない」「相手の連絡先を知らない」と止まらないように、その場ですぐ始められる内容にします。準備が必要なら、準備そのものを1つのTODOにします。
- 1つのTODOに、やることは1つ「調べて、比べて、申し込む」は3つのTODOです。まとめて書くと、どこまで終わったのかが分からなくなります。
3よくあるTODOを書き直してみる
5つの条件をもとに、よくあるTODOを書き直すと、次のようになります。
| よくある書き方 | 行動できる書き方 |
|---|---|
| 企画書 | 企画書の目次を、箇条書きで5行書く(20分) |
| 英語の勉強 | 英単語アプリで、今日の20語を覚える(15分) |
| 引っ越し | 引っ越し業者3社に、見積もりを依頼する(30分) |
| 運動 | 近所を20分ウォーキングする |
| 部屋の片づけ | 机の上の書類を、捨てる/残すに分ける(15分) |
| 確定申告 | 去年の領収書を、1つの封筒に集める(15分) |
書き直したTODOは、どれも読んだ瞬間に、最初の動きが頭に浮かぶはずです。ここまで具体的になっていれば、あとは始めるだけです。
4大きなTODOは、15〜30分に分ける
「1時間以上かかりそう」「どこから手をつけるか迷う」と感じたら、それはTODOではなく、いくつかのTODOが集まった「タスク」です。15〜30分で終わる大きさまで分けてみましょう。
- 参考にしたいページを3つ集める20分
- 見出しを3案書く20分
- 商品の説明文を、下書きで300字書く30分
- 使う写真を5枚選ぶ15分
- 下書きを友人に送って、感想を頼む10分
分けるときは、最初の1つだけでもすぐ決めるのがコツです。全部をきれいに分けきる必要はありません。1つ終わると次に何をすればよいかが見えてくるので、残りはそのときに決めても大丈夫です。
5「必ずやる」は1日1〜3件に絞る
TODOがたくさん並んでいると、どれから手をつけるかを迷い、結局かんたんなものばかり片づけてしまいがちです。そこで、その日のTODOの中から「今日これだけは必ずやる」を1〜3件だけ選んでおきます。
大事なのは、「必ずやる」を欲張らないことです。全部を「必ずやる」にすると、何も優先していないのと同じになります。選んだ1〜3件を終えられたら、その日は合格。そう決めておくと、毎日の達成感が変わります。
6「やる日」と「締切」を分けて考える
「金曜が締切のTODO」を金曜に並べておくと、金曜に慌てることになります。締切とは別に、「いつ取りかかるか(やる日)」を決めておきましょう。
7先送りが続いたら、TODOを見直すサイン
何度も「明日にまわす」を押しているTODOは、多くの場合、あなたのやる気ではなく、TODOの書き方に問題があります。次の3つのどれかで見直してみてください。
TODOは、書いて終わりではなく、動けるように育てていくものです。うまく進まないときは自分を責めずに、TODOのほうを直していきましょう。
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