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GOALY JOURNAL 01 ・ PURPOSE

ゴリラは「なぜ」を知っているから、森で迷わない目標と目的は、何が違う?

公開 更新 目的と目標

目標は「どこまで」。目的は「なぜ」。

目標を立てて、がんばって、ちゃんと達成した。
なのに、なぜか気持ちが晴れない。
あるいは、途中でつまずいた瞬間に、全部やめてしまった。

そんな経験はありませんか。

森で迷わない動物は、足が速いわけではありません。
どこへ向かっているのかを知っているだけです。
目標がうまくいかないとき、足りないのはたいてい、その「向かう先」=目的です。

目的と目標のちがい

ひとことで言うと、こうなります。

例で並べてみると、ちがいがはっきりします。

目的(なぜ)目標(どこまで)
子どもと休日に思いきり遊べる体でいたい3か月で体重を3kg落とす
今の仕事の幅を広げて、任される範囲を増やしたい来年6月までに資格を取る
お客さんに長く通ってもらえる店にしたいリピート率を半年で30%にする

目標は数字や期限で測れるもの。
目的は、その数字を追いかける理由です。

目的なぜやるのか = 方向ずっと指し続けるコンパス。終わりはない
目標どこまでやるのか = 到達点数字や期限で測れるゴール。着いたら終わり
目標は「どこまで」。目的は「なぜ」。目的は、その数字を追いかける理由です。

目標だけだと、起きること

達成しても、空っぽになる

「3kg落とす」が目的になってしまうと、達成した瞬間にやることがなくなります。
そして、たいていリバウンドします。

つまずいた瞬間に、全部やめてしまう

「3か月で3kg」が無理そうだとわかると、もう意味がない気がしてくる。
でも本当に大事だったのは「子どもと遊べる体」のほう。
1.5kgでも、体は確実に軽くなっているはずです。

目標だけを見ていると、達成か失敗かの二択になってしまいます。

目的があると、道を変えられる

目的がはっきりしていると、目標は変えてもいいものになります。

どれを選んでも、向かう先は同じ。
だから、途中でつまずいても「やめる」ではなく「道を変える」という選択ができます。

期限を延ばす3か月 → 半年で3kg
数字を小さくする3か月で1.5kg
別の方法に切り替える食事より、週末の公園遊びを増やす
子どもと思いきり
遊べる体向かう先(目的)は同じ
目標は変えてもいい。行き先が同じなら、「やめる」ではなく「道を変える」です。

目的の見つけ方:「なぜ?」を一回だけ

いま持っている目標に、一回だけ「なぜ?」と聞いてみてください。

1いまの目標を書く「資格を取りたい」
2「なぜ?」を
一回だけ聞く
何度も重ねない
3その答えが目的「仕事の幅を広げたい」
一回聞いて出てきた答えで、まずは十分。あとで変わっても構いません。

ポイントは「一回だけ」。
何度も「なぜ?」を重ねると、「そもそも人生とは……」と考えこんで、手が止まってしまいます。

ゴリルもこう言っています。

「ウホ。深く考えすぎて、森の入口で日が暮れるな。」

一回聞いて出てきた答えで、まずは十分です。
あとで変わっても構いません。

目的を書くときの3つのコツ

① 主語を「自分」にする

「会社の売上を上げる」は、会社の目的です。
そこに自分がどう関わりたいのかを足すと、自分の目的になります。

② 「状態」で書く

目的は「〜する」より、「〜でいる」「〜になっている」と書くほうが、ぶれにくくなります。

③ 人の評価だけにしない

「上司に認められたい」「すごいと言われたい」も、立派な動機です。
ただ、人の評価は自分では決められません。
そこで「認められたら、自分はどうなっていたいのか」まで書いておくと、評価が思うように得られないときにも、向かう先が残ります。

目的から、今日の行動までつなげる

目的は「なぜ」、目標は「どこまで」。
そのあとに「何をするか」を決めると、目的が毎日の行動につながります。

目的(なぜ)目標(どこまで)今日の最初の行動
子どもと休日に思いきり遊べる体でいたい3か月で体重を3kg落とす夕食後のお菓子を、今日はやめる
仕事の幅を広げて、任される範囲を増やしたい来年6月までに資格を取る試験日と申し込みの締切を調べる(15分)
お客さんに長く通ってもらえる店にしたいリピート率を半年で30%にする常連さん5人に、また来たい理由を聞く

ポイントは、いちばん右の「最初の行動」を今日できる大きさにすることです。
目標が大きいほど、最初の一歩は小さくて構いません。

間をつなぐ「プロジェクト」や「タスク」の分け方は、目的(ゴール)への道筋の立て方でくわしく紹介しています。

よくある質問

目的が、どうしても見つかりません。

無理に見つけなくて大丈夫です。今ある目標に「なぜ?」を一回聞いて、出てきた答えを仮の目的にしておきます。動いているうちに「本当はこっちだった」と気づくことはよくあります。そのときに書き直せば十分です。

目的は、1つに絞ったほうがいいですか?

仕事・家族・健康など、暮らしの場面ごとに目的があるのは自然なことです。ただ、同時に追いかけるものが多いと、どれも少しずつしか進みません。今の時期に力を入れるものを、2〜3個に絞るのがおすすめです。

仕事の目標は、会社から決められています。

与えられた目標でも、「自分はこの仕事を通じて、どうなっていたいか」を一行添えるだけで、取り組み方が変わります。会社の目標と自分の目的が重なる部分を探してみてください。

GOALYのいちばん上が「目的」である理由

GOALY TODO は、目的 → プロジェクト → タスク → TODOの順に整理するアプリです。
いちばん上に置いているのは、目標ではなく目的です。

それは、途中で計画を変えても、迷子にならないため。
プロジェクトを入れ替えても、タスクを減らしても、「なぜやるのか」が上に残っていれば、また歩き出せます。

目的がまだ言葉にならないときは、思いつくままに書き出して、AIと一緒に考えを整理できる GOALY MIND もあります。

今日のゴリ言

「道は変えていい。行き先だけ忘れるな。」

── ゴリル

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